菊池恵楓園絵画クラブ金陽会の作品群は、保存、修復を今後丁寧に行っていく必要がありますが、
描かれた皆さんの境遇を思うとき、残された絵画を一人でも多くの方々に観てもらいたいと思っています。
絵から伝わるものはきっとたくさんあります。
第12回ハンセン病市民学会の会場内において、
菊池恵楓園絵画クラブ金陽会の
作品8点をご紹介しました。
福岡県退職教員協会築上豊前支部、
NPO築上豊前教育相談所研究所、
ホームステイセンター柿の木共催の
上映会に合わせての絵画展ミニトークで、
金陽会の作品7点をご紹介しました。
京都・東本願寺のしんらん交流館において、
しんらん交流館主催の展覧会を開催。
京都で金陽会の作品をご紹介するのは初。
作品45点を展示。
46日間で2000人の入場者数でした。
第13回ハンセン病市民学会の会場内において、
長島愛生園で絵を描き続けている
山本一雄さんの絵手紙を中心にご紹介しました。
奄美大島の3会場において、念願の里帰り展を開催。
入場者は、奄美文化センター(22日間 675人)、
奄美和光園(8日間 199人)、
田中一村記念美術館(24日間 1611人)
54日間で合計2485人でした。
奄美大島ご出身の奥井喜美直さん、
大山清長さんのご家族にご来場いただくという
幸甚に恵まれた展覧会となりました。
(各会場の様子はブログでご確認ください!)
隔離政策に反対をされ続けていた
小笠原登医師の故郷、旧甚目寺町(現あま市)にて、
小笠原登先生の資料と共に金陽会の作品を展示。
入場者は5日間で206人。東海地区では初めての
展覧会となりました。
2017年から2019年にかけて、
熊本日日新聞で連載させていただいた
「絵の中のふるさと」の中から28点を
パネルにしていただき、内11点が展示されました。
第15回東西本願寺公開講座
「ハンセン病問題と私」の会場で、30点を展示。
和室での展示は初めてだったので、とても新鮮でした。
これからお寺の展示を考えていくよい機会になりました。
7組の作家(クワクボリョウタさん、
金陽会、杉浦篤さん、鈴木のぞみさん、
瀬尾夏美さん、高橋和彦さん、谷川俊太郎さん、
ハナムラチカヒロさん)によるグループ展。
金陽会からは、大山清長さん、奥井喜美直さん、
木下今朝義さん、中原繁敏さん、森繁美さん、
吉山安彦さんの作品12点を出品しました。
福島県では初展示。
ハンセン病資料館の春季企画の展覧会。金陽会の作品28点が選出。東京での展示は初めてとなりました。
2017年7月~2018年2月、2018年7月~2019年3月の2回にわたって、熊本日日新聞紙上で連載させていただいた「絵の中のふるさと」。その連載がきっかけとなり、熊本県主催で「絵の中のふるさと」の中の作品30点を熊本県立図書館で展示しました。ハンセン病文学コーナーも作っていただき、絵と文学を同時にご紹介できました。
2018年に開催した「ふるさと、奄美に帰る」展の東京編を浅草にあるギャラリーエフにて開催しました。
奄美大島までは遠くて観に行けなかったという方のために、いつか東京で開催をという願いが叶いました。
27点の作品をご紹介しました。
鳥取県では初となる、金陽会の作品展「ここから」が、
くらよしアートミュージアム・無心で開催されました。
百年以上前に建てられた旧国立第三銀行倉吉支店の蔵を
改修した「無心」は、ギャラリーエフさんにも似ていて、
とても居心地のよい空間になりました(展示作品数は26点)。
また、「無心」近くの倉吉未来中心という多目的施設1階の
アトリウムには、金陽会の作品のプリントを5点展示させていただきました。
福岡市では初めてとなる金陽会の作品展は、
いつか開催したいと思っていたお寺での展示となりました。
本堂と大広間の2会場を使って37点ご紹介しました。
お香と時にはお念仏が聞こえてくる空間で、
絵の前に座って鑑賞していただくことができました。
「現代アートから弱いロボットまで、11組の表現者と描く私たちの未来」というコンセプトのグループ展(藤岡祐機さん、渡邊義紘さん、松本寛庸さん、片山真理さん、ソフィ・カルさん、ICD-LABさん、西本喜美子さん、坂口恭平さん)に、菊池恵楓園絵画クラブ金陽会から、大山清長さん、木下今朝義さん、森繁美さんの作品21点を出品しました。
7組の作家(Steven Hirschさん、長恵さん、景山八郎さん、宮前一明さん、Chim↑Pomさん、木下今朝義さん、栗田淳一さん)によるグループ展に、金陽会の木下今朝義さんの作品5点を出品しました。宮城県では初展示。
天草の3会場において、2回目となる里帰り展を開催。
入場者数は、天草市民センター(14日間 1563人)
松島総合センター「アロマ」展示室(7日間 677人)
ふれあいスペース如水館(8日間 915人)
29日間で3155人でした。
天草市出身の中原繁敏さん、吉山安彦さんのご家族、ご親戚にご来場いただき幸せな時間を過ごすことができました。
(各会場の様子はブログでご確認ください!)
熊本では初めてとなる、「「知らない」を観に行こう。」を開催しました。
通潤橋の近くにある会場で、木下今朝義さんが描く《通潤橋》を初展示することができ、最高のお披露目になりました。緑豊かな山、大切に育てた花々、ふるさとの風景、療友と共に行った旅行の一コマなど30点をご紹介しました。
九州ルーテル学院大学地域連携推進委員会、熊本県ハンセン病問題相談支援センターさんとのご縁から、大学校内では初めての展示となる金陽会の作品展が実現しました。初展示作品3点を含む34点をご紹介しました。
2016年に京都で開催した「いのちのあかし展」で《奄美の豚》を観て以来、金陽会の作品の保存活動を応援してくださっているオーナーさんからお声をかけていただき、素敵な古民家で作品展を開催することができました。初展示作品3点を含む12点をご紹介しました。
2021年末、福智町yori-tokoでの作品展にご来場いただいた浄土真宗本願寺派田川下組のご住職とのご縁がきっかけで、2回目となるお寺での作品展が開催できました。ペシャワールでの活動のはじまりがハンセン病患者の救済だった故中村哲医師の活動報告の機会と、こういった形でご一緒できるとは思っていなかったので、メモリアルな作品展になりました。作品点数は15点。
公立の小中学校では初めてとなる金陽会の作品展が、合志楓の森小中学校で開催されました。熊本県と制作した「菊池恵楓園散策マップ」でご紹介した作品を中心に22点展示。恵楓園マップも大きく拡大して子どもたちにも描かれた絵を確認しながら観てもらえました。旧菊池医療刑務支所跡地に新設された菊池恵楓園に一番近い小中一貫校として、今後もハンセン病問題から学び、発信していただくきっかけとなることを願います。
妙泉寺では2回目となる金陽会の作品展は、金陽会の作品展を開催してみたいと考えていらっしゃる方々のご質問にお答えする場になることを期待して開催されました。
菊池恵楓園内の様子を描かれている作品を中心に25点を展示。
前回の作品とはまた違いますねとおっしゃる再訪者の方も多かった作品展になりました。